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私は国語の指導をするとき、「文章の読解は異性をクドくようなものだ」と言うことがあります(笑)。どういうことかと申しますと……



現代文を読解するときには、いくつかのコツがあります。たとえば、


●繰り返し出てくる言葉は、キーワードである。


●「しかし」「けれども」「だが」など(逆接の接続詞)の後には、重要な内容がくることが多い。


●筆者が言いたいこと=要点は、(言葉を変えながら)繰り返し出てくる。


などです。しかし、どのコツをどの程度使うのかは、文章によって変わってきます。その結果、コツが当てはまらないような「例外」も出てきます。読解のコツは、数学の公式のように絶対当てはまると思ってはいけないのです。読解は「文章」に合わせるしかないのです。


「異性をクドく」というのも、そうでしょう。ナンパ師とか呼ばれる人たちは、おそらく、こうすれば相手を口説きやすいという法則を持っているのだと思います。(もちろん、私にはわかりません笑。)しかし、最終的には、相手の性格に合わせてクドくしかない!(たぶん……。知らない分野のことは、あまり言えませんが笑)


つまり、国語もナンパも、いくつかのコツがあるものの、最終的には「相手」に合わせるしかない、ということです。


数学の2次方程式の解の公式は、どんな2次方程式にも通用します。しかし、国語の読解においては、解の公式に該当するようなものはないのです。


その点だけで比べれば、中学・高校段階では、数学より国語の方が大変です。


でも、世の中のたいていの事柄って、国語みたいなものですよね。


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