フリースクール コルネット、仙台でフリースクールと学習塾をやっています。
ときどき私のブログに登場してもらっている大学受験生の方（そろそろ「Ｋ君」と呼んでおきます）。「古文を指導してほしい」ということで来ているのですが、実は１か月ほど前に「漢文の指導もしてほしい」という相談を受けていました。
しかし、いきなり漢文も指導するとなると、今まで週２日だったのを、週３日にせざるをえません。Ｋ君のご家庭では、Ｋ君の妹さん（こちらはＵさんです）も当スクールに通ってくれているため、家計への負担が大きくなります。また、Ｋ君本人の負担も、もちろん大きくなります。
いずれにせよ、しばらくは古文に集中しないと、古文の力もつかなくなってしまうので、この件については、保留しながら、作戦を練っていました。
そして、半月ほど前、ついに作戦が決まりました。９月いっぱい古文を指導したら、10月からは古文の指導を一時休止し、漢文の指導に切り替える、という作戦です。文章に起こすと、つまらない作戦ですね(笑)。でも、古文の指導を休止するわけですから、一種の賭けです。Ｋ君の読解力が優れており、かつ、こちらが指導したことをどんどん吸収してくれるからこそ、成り立つ作戦です。
案の定、Ｋ君の古文の読解力及び知識量は、９月末で十分すぎるところまで到達しました。いったん指導をやめても大丈夫だと判断し、予定通り漢文の指導を開始しました。
ただ、古文の読解力を落とすわけにはいきません。次にやっておくべきセンター古文の過去問をＫ君に渡し、「やれるときにやっておいてね」と指示してあります。センターの赤本も持っているということなので、彼の実力なら、自力でほぼ勉強できるでしょう。わからないところだけピックアップし、私に聞いてもらえればいいはずです。
まだ10月上旬ですので、この作戦は始まったばかりです。作戦が当たるかどうかはわかりませんが、まずは精一杯やってみようと思います。ちなみに、この作戦がはずれそうだと判断したら、週３日来てもらうという提案になります(笑)。本音を言うと、週３日来てもらった方が、こちらの収入は増えるのでいいのですが(笑)、そこはやっぱりwin-winの関係をつくりたいので、なるべくぎりぎりまで意地を張ります。
次回は「実際にどんなやり方で漢文を指導しているか」について書く予定です。乞うご期待！（←誰も期待していないから😌）
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