仙台でがんばる「フリースクール コルネット」です。

その女子高生は3年生でした。4月から私が国語(現代文)の指導を担当することになりました。

担当し始めた頃の彼女は、練習問題を解いても間違ってばかりでした。正直言って、いつもピントはずれの答案を書く生徒さんでした。本人はつらいだろうな、と私は内心思っていました。

その生徒さんのピントはずれの解答は、なかなか直りませんでした。講習はずっと続けて受けているのになかなか力が伸びず、指導している私も彼女のために何ができるか、わかりませんでした。

しかし、11月の中旬になって、あることに気づきました。それまでは記述式の答案で×しかもらえなかった彼女が、ときどき○をもらえるような答案を書くようになったのです。間違っても×ではなく△、つまり部分点を取れるような答案を書けるようになったのです。

彼女の答案の見ながら、私は彼女に向かって言いました。「☆☆さん、力伸びたんじゃないか。最近は○も取れるようになったし、悪くても△をとるよね。ピントをはずさなくなったよね。」

彼女は12月になるとさらに正解率を伸ばしました。

現代文の読解力を伸ばすというのは簡単ではありませんが、彼女は見事にやってのけました。彼女の一番すごかったところは、「講習を休まなかった」ところです。「あきらめなかった」ところです。「継続は力なり」を地で行ったところです。

彼女は覇気のある生徒さんでした。その覇気が講習を休まない努力、継続する努力につながったのだと思います。「こけの一念岩をも通す」のお手本みたいな生徒さんでした。

実は、この話を通して言いたいことが、もう一つあります。それは次回で。


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