フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。
最近、ある役所にある手続きをしにいったときのことです。
支払いの話になって、最初の担当者の方が「お客さまをわずらわせなくていいように、口座振替をお願いしております」みたいなことを、言ってきました。「きたな」と思いました(笑)
本当は口座振替でなくても可のはずです。しかも、お客さまのためにというのは口実で、ほんとうはそうした方が得するのは、先方のはずです。僕は、こういう小さな欺瞞が、あまり好きではありません。
「口座振替にしてくださった方が、私どもも助かりますので、口座振替をお願いしたいのですが、よろしいですか」
と、どうして正直に言えないのでしょうか。そのように言われたら、こちらはいい気持ちで協力できるのに。ウソの理由を言って、さらに、口座振替以外の選択肢がないような雰囲気を出しちゃってまあ。良心の呵責というのはないのでしょうか。ささいなことではあるのですけど。
たいしたことではないので「はい、はい」と引き受けましたが、その後、途中から別の担当者になり、「口座振替を希望なさいましたので」と言われました。ほーら、きました(笑)。僕は一度も「自分から」口座振替を希望していませんよ。さっきの担当者が、いかにも口座振替しかないような雰囲気でしゃべっていたのに、乗ってあげただけですよ。あー、やだ、やだ。どうして、世の中にはこう欺瞞が多いのでしょう。
別に実害のある話ではないですが、こういう小さな欺瞞に遭遇すると、少し嫌な気分になってしまいます。
自分もやっていないかどうか、我が身を振り返りたいと思います。
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