フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


僕のスクールに来ている、ある生徒さん。今日は、理科の自習をしていました。「天気」に関する部分です。基本的には自習なのですが、自習ばかりでは僕がいる意味がありません。わからないところがあったら、すぐに僕に質問できる、「先生のいる自習室」コースです。


その生徒さんが、「飽和水蒸気量」に関する問題を聞いてきました。「どうして、これが間違いになるのか、わからないのですが。」ふむ、どれどれ……幸いなことに、この生徒さんが真面目に補助計算を書いていたので、なぜ間違っているのか、すぐにわかりました。計算のしかたが間違っていたのです。


「どうして間違っているか、わかったよ。式はあっているよ。間違っているのは、計算だよ」そう言って、間違っている部分について、正しい計算のしかたを教えました。理科の問題ではありましたが、間違っていた部分は、算数の部分でした。


ついでに、すぐ上の問題も間違っていたので聞きました。「これはどうして間違えたの?」「これは、飽和水蒸気量を求める問題と、勘違いしました」「じゃあ、これは、国語の部分で間違えたんだね。理科の問題だけど、国語で間違えたんだね」



この生徒さんは、「飽和水蒸気量」の問題に対して、「わからない」と苦手意識を持っていました。しかし、「飽和水蒸気量」に対する考え方は、正しかったのです。間違っていたのは、算数の計算と、国語の読解でした。飽和水蒸気量については正しく理解しているのに、算数や国語の部分でミスして、いつのまにか「飽和水蒸気量」に対する苦手意識が生まれたのです。算数や国語での間違いが、理科に対する苦手意識になったのです。


でも、これって、人生全般にも言えるのかもしれません。あることでつまずいた。なかなか乗り越えられずに、苦手意識を持つようになった。しかし、実はつまずいた原因は、想定しているところとは別のところにあった。こんなこと、もしからしたら、よくあるのかもしれません。


今回、この生徒さんのおかげで、人生勉強をさせていただいた気がします。そしてやっぱり、自分の間違いは、人に指摘されないとなかなかわからない、ということも再認識いたしました。


よろしかったら、「フリースクール コルネット」で、苦手な問題にチャレンジしてみませんか。


#フリースクール #不登校 #引きこもり #支援 #学習塾 #受験 #個別指導 #小論文 #子育て #現代文 #国語 #企業研修 #仙台 #宮城

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事