フリースクール コルネット、仙台でがんばっております。


中学校の5教科、すなわち国語、数学、社会、理科、英語。国語は少し性質の違うところがありますが、他の4教科は、時間さえかければ、得意不得意があっても、多くの場合成績は伸びます。逆に言えば、中学レベルであれば、4教科の成績を上げることは、さほど難しいことではありません。


学校の成績が悪いという人でも、普段の生活を見てみると、それなりに生きる力は持っています。ですから、その力を勉強に向ければ、人によって時間の差はあるものの、だいたいはできるようになります。


「そんなことないよ。勉強だけはいくらやってもだめなんだ」そういう人がいるかもしれません。しかし、その人が一方では、ジャニーズにものすごく詳しかったりします。私のようなおじさんは、ジャニーズの方々を見てもほとんど区別がつかないのに(笑)、その人の「学習能力」は、ジャニーズのために存分に発揮されています。


「いや、ジャニーズにだって詳しくないよ」そういう人でも、ゲームだったら10時間やりつづけて、私にはとてもできそうもない鮮やかな攻略法で、ゲームをクリアしているかもしれません。皆さん、勉強する能力がないと言いますが、そんなことはありません。その能力は他のところに発揮されているだけです。


もちろん、本当に学習能力が低い場合は、あるとは思います。しかし、そういう場合は、生きる力のある部分が、残念ながら不足していると考えられます。そうであれば、何らかの形で支援や介護を受けて育っているはずです。支援や介護がない状態で学校生活が送れているなら、学習能力はあるとみていいでしょう。


では、なぜ、「勉強できない」という思いで悩む方がいるのでしょうか。


いくつかの理由がありますが、とりあえず一つ目として挙げたいのが、これです。


「勉強しない」ことや「勉強ができない」ことを誰かに叱られるから。


日本で生きてきた人であれば、「勉強しなさい」と叱られたり、「数学の成績がよくないね」みたいに指摘されたことは、何度かあるでしょう。多くの場合は教師から、そして、ときどきは保護者の方から、何度か言われているでしょう。つまり、子どもの側からしてみれば、自分の外側に、「勉強ができなくてはいけない」という業界があり、自分がその中に閉じ込められているわけです。


これが、ジャニーズだと違います。「どうしておまえは、ジャニーズを一人一人きちんと覚えられないんだ!」と叱る人はいません(笑)。ですから、ジャニーズの区別がつかない私ですが、別に劣等感はありません。


英単語や方程式や日本の都道府県を覚えるのと、ジャニーズのメンバーを覚えるのとで、本質的な差があるとは思えません。それなのに、英単語や方程式や日本の都道府県は覚えないと叱られ、ジャニーズのメンバーは覚えなくても叱られないのです。


その結果、「勉強をしない」「勉強ができない」ことに、劣等感や罪悪感が植えつけられていきます。


これが、勉強ができないことで、「悩む」理由の一つだと思いますが、いかがでしょうか。


次回は、もっと根本的なことに触れます。


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