フリースクール コルネット、仙台で絶賛「教育中」です。


おととい、久しぶりに本屋に行きました。それまで一応、自粛していたのです(笑)。でも、ちょっと気分がクサクサしていたこともあり、出かけました。


このときは、若島孔文先生の『短期療法実践のためのヒント47』(遠見書房)という本を買いました。実は以前、目にしていた本ですが、そのときはどうしても買う気になれなかった本です。


若島先生は、東北大学大学院教育学研究科の教授です。臨床心理学、特にブリーフ・セラピーの専門家で、研究者にしてスゴウデのセラピストです。若島先生の本は、ものすごく勉強になります。全部を持っているわけではありませんが、私のようなシロウトにもわかりやすいものについては、15年くらい前から少しずつ買って読んでいます。


その若島先生の本をなぜ、前のときは買う気にならなかったのかというと、私のメンタルの問題です。なにしろ、若島先生の本には、ひじょうに見事なカウンセリングの例がこれでもかと出てくるので、読んでいると劣等感にさいなまれるのです。一応、教育者を標榜している我が身ですが、とても若島先生や著書に出てくる人のようなことはできない、自分はなんてしょうもない人間なんだ、と思わされるのです。最初に、この本を見かけたときは、特に自己嫌悪に陥っていたときだったので、一度は手にしつつも、どうしても買おうという気になれず、そっと本棚に戻しました。


しかし、再び、この本を見かけたときには、買いたいという思いに駆られ、買いました。いや、買うことができました。これはおそらく、数日前に受けたセミナーのおかげで、しょうもない自分、ダメな自分を、少しだけ受け入れることができたからだと思います。


どの本を手にとることができるか。それを考えただけでも、自分の心理状態はわかりますね。


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