フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


大学に入学して半年間は、学生食堂に一人で行っていました。そんなに友だちを作るの得意じゃないし、無理に友だちを作ろうという気もありませんでした。午前の講義が終わるのが12時でして、みんなすぐ食堂に殺到するので、12時からはしばらく人、人、人でごったがえしです。私はその間、教室に残って読書などをし、12時30分ころに食堂に行って、そばやラーメンを食べていました。すごく空いていて、快適でした(笑)。なぜ、みんな12時にわざわざ行列を作るのかなあ、12時30分だと並ばなくていいのに、と思っていました。


後期になると、少しは友だちづきあいもしていたので、しかたなしに一緒に並ぶこともしましたが、私はどうも静かに一人でいる方が好きなので、やはり快適とは言えませんでした。この性格は、いまだに治っていません。大勢の人と一緒にいなければならない日々が続くと、グッタリします。


以前も紹介した本だと思いますが、『生きづらさを抱えるきみへ』(KKベストセラーズ)という本があります。これに、漫画家の蛭子能収さんのインタビューが載っていまして、蛭子さんが次のように言っています。(もしかして、以前にも書いたかもしれませんが、書いた本人がはっきり覚えていないくらいだから、読んだ方はなおさらだろうという想定で、書いてしまいます笑)


(以下、引用)
 誰でも彼でも友達さえつくればいいんだよ、という考えはないです。無理して人に合わせて生きるのは本当につらい。ひとりぼっちでもいいんですよ。「そういうことを広めていければいいなとは思います。
 学校の友達グループの中に入って活動するのは、俺は好きではないです。無理して人に合わせて、その中にとどまっていると、あとから窮屈な思いをすると思います。
(引用終わり)


まったく同感です。こういう感性の人が世の中にはいるということを、多くの人に知ってほしいし、蛭子さんや私と同じ感覚の人が、友だちを無理につくろうとして、苦しまないでほしいと思います。


もちろん、「友だちをたくさんつくりたい」という人の感性を、否定しているわけではないです。「友だちをそんなにつくりたくない」という感性の人がいるということを、世の中の人に知ってほしいだけです。僕の見る限りでは、「友だちをたくさんつくりたい」人は、「友だちをそんなにつくりたくない」という感性を、ほとんど理解できません。だから、知るだけ知っておいてほしいのです。その方が、世の中、平和になります(笑)


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