仙台でがんばる「フリースクール コルネット」代表の新川です。

私の専門教科は国語ですが、今まで国語の指導をしてきて残念に思っていることがあります。それは、生徒の皆さんがあまりにも現代文の威力を知らなさすぎるということです。

 一般的には、英語と数学の勉強に力を入れても、国語にはあまり力を入れていないように見受けられます。たまに力を入れる人がいても多くの場合は古典であり、現代文に力を入れている人はあまり見かけません。

 しかし、現代文の苦手な人が現代文の学力をつけることによって得られる力は絶大です。私が生き証人です。私はもともと現代文が苦手だったので、そのことがよくわかります。

 現代文という科目で身につける力は、主に読解力です。読解力とは文脈を読む力であり、これはその人の思考力に直結しています。極論すれば、読解力≒思考力とまで言えると思います。現代文の力がつくということは、思考力が高まるということです。この思考力は他の教科にも応用がききます。つまり、現代文の勉強をすれば、他の教科にもよい影響が出るのです。

 私自身、現代文が苦手な頃は、社会科の勉強をしてもちんぷんかんぷんでした。しかし、現代文を専門とした結果、身につけた読解力で、本を少しずつでも読み続け、少しは社会科もわかるようになってきました。

 そもそも、現代文で身につく読解力は、「世の中」を読む力にもつながります。私自身、現代文の読解力がついたおかげで、世の中のことをいろいろ考えられるようになりました。

 ぜひ、若者には(本当は若者でなくてもですが)、現代文の読解力を身につける努力をしてほしいと思います。確かに、現代文はどう勉強していいかわからないという面がありますが、基本的には人の指導を受ければいいわけです。独学でなんとかしようとするから難しいのです。現代文ほど独学が難しい科目はありません。

 「フリースクール コルネット」でも現代文講座を実施しています。よろしかったらお問い合わせください。

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