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「高2の息子がスマホのゲームに夢中です。食事中もイヤホンをしてゲームをしています。どうにか勉強させたいのですが……。」という相談に対する答えの続きです。前回は、「スマホのゲームに夢中」ということについて述べましたので、今回は「どうにか勉強させたい」ということについて述べたいと思います。


……と大見得を切りましたが、これもむずかしいですね。本気で答えると、いろんな「場合分け」をしなくてはならず、原稿用紙10枚以上になります。そこで、かなり乱暴ですが、直感的に答えることにします。


私がこの相談で疑問に思うのは、相談者の方、つまり、親の側が、「ゲーム」と「勉強」について、どういうものと捉えているのか、あるいは、どういう態度をとってきたのかということです。たとえば、次のような疑問です。


①相談者の方は、ゲームを100%「悪」だと思っているのか。
②相談者の方は、テレビゲームの類をしたことがないのか。
③相談者の方は、ゲームでなくても、酒・たばこ・パチンコなどがやめられないという経験はないのか。
④相談者の方は、勉強は「何のために」しなくてはいけないと考えているのか。
⑤相談者の方は、自分が高校生のときに、どのくらい勉強したのか。
⑥相談者の方は、何らかの大人としての勉強をしているのか。手っ取り早いのは、読書ですね。


相談者の方は、これらの疑問にどのようにお答えになりますか。失礼ながら、直感で申します。私は、相談者の方は、これらの疑問にきちんと答えられないのではないか、と思うのです。


相談者の方は、「ゲーム=悪、勉強=善」と、機械的に決めつけていませんか?


このような「決めつけ」で勉強することを強制しても、息子さんは勉強しないでしょう。


日本は豊かな国です。ほとんど飢え死にはありません。勉強をしなくても、生きていけます。高校時代に勉強をしなかったのに幸せになっている人、たくさんいます。逆に、高校時代に勉強をがんばっても、不幸だと思っている人もいます。いまの時代、「個人レベル」で考えると、勉強する意義は見いだしにくいのです。


改めて問います。相談者の方は、勉強する「意義」はどういうことだと考えていますか。そして、相談者の方は、高校生のときに勉強していましたか。そして、いま、何らかの勉強をしつづけていますか。遠回りのようですが、まず相談者の方が、これらの疑問に正対することから、悩みを解決する糸口は生まれてくると思います。


そもそも、息子さんは高校生なのですから、勉強しなくてはならないということはありません。勉強がいやなら高校をやめればいいのです。もし、家庭学習はしないけれども、学校の授業にはついていっているというのであれば、とりあえずはOKだと思います。家庭学習をしなかったために留年したとかいうのであれば、それは本人が引き受けるべきことです。つまり、勉強しなかったために生じる不利益は、本人が引き受ければいいのです。それで本人が著しく後悔したら、そこで人生の大きな教訓を得ることでしょう。私自身を含めて、人間はたいてい「痛い目を見ないことにはわからない」ものです。


ここまでお読みくださって、「何を言っているんだ」と腹が立ったでしょうか。もしそうなら、息子さんに勉強してほしい理由が、本人のためではなく、「相談者の方の都合」である可能性があります。相談者の方は、「本当に」息子さんのためを思って、勉強させたいと思っているのか、そこを考えてみるべきだと思います。息子さんと自分は、「別の人格」なんだということを踏まえながら。


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