フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。
先日のブログで、知人を通して聞いた「お悩み相談」の私なりの答えを書きました。すると、他の方からも、「こんなことで悩んでいる人がいるんだけど」みたいな話を、複数お聞きしました。そこで、せっかくですので、それらのお悩みに私なりの答えを書いてみたいと思います。なお、プライバシーの問題もあり、趣旨を損なわない範囲で、内容をぼかしたり変えたりする場合があります。お許しください。
「高2の息子がスマホのゲームに夢中です。食事中もイヤホンをしてゲームをしています。どうにか勉強させたいのですが……。」
考えやすくするために、「スマホのゲームに夢中」ということと、「どうにか勉強させたい」ということを、分けたいと思います。まずは、「スマホのゲームに夢中」から。
最初に確認したいのですが、「イヤホンをして」ということですが、家族と会話したくなくてイヤホンをしている可能性はないでしょうか? たとえば、イヤホンをしていないと、「勉強しろ」と言われてしまうのがいやだとか……。そうすると、これは親子関係の問題という別の問題になります。いまはそうでない、ただゲームに夢中なんだと仮定して、話を進めます。
正直なところ、「ゲーム」の問題に返答するのは、苦しいです。理由は次の二つです。
①大人が子どものゲームをおさえようとして成功した話を、私は聞いたことがありません。
②私自身いまでもゲームをするし、学生時代、ゲームにはまっていた過去があります。
また、身も蓋もない見解になって恐縮なのですが、基本的な私の見解は、「飽きるまでやったらいい」です。
以前、ゲーム中毒に近い生徒さんを教えていたことがあります。その子の父親は、力尽くでゲームをやめさせようとしました。しかし、かえってその子は隠れてゲームをするようになりました。つまり、こじれたわけです。
理性のある大人だって、酒もたばこもゲームもパチンコも、なかなかやめられないものです。まして、思春期で不安定な子どもがゲームをやめられるわけはないと思います。世の識者からは袋だたきにあいそうですが、私は思う存分やらせてやればいいと思っています。
私自身、学生時代にゲームにはまっていましたが、現在、「普通の社会人」の範囲でおさまっていると思います。ゲームにはまった多くの人が、その後それなりにまっとうな人生を送っていると思います。ゲームに関することは、こじらせないようにするのが一番いいと思うのですが、いかがでしょう。
なお、課金されるようなゲームは、「金」の問題になるので、話が別です。これも論じると長くなるので、いまは省略しますが、原則だけ言えば、「課金」の問題については、本人のお小遣いの範囲でおさまるようにはしたほうがいいと思います。
さて、次に「どうにか勉強させたい」の方ですが、もうこれまでの内容だけで十分長くなりましたね。
次回にしたいと思います。
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