フリースクール コルネット、仙台でフリースクールと学習塾をやっています。

学校に行こうと思っても行けない。勉強しようと思ってもできない。朝起きようと思っても起きられない。

不登校の生徒さんで、そういうふうに悩んでいる方は、多いと思います。このままではどうなるのだろうと、苦しんでいる生徒さんや保護者の方も多いと思います。

しかし、結論から申しますが、不登校だからといって、将来がダメになるということはありません。かつて不登校だった人でも、大人になって仕事をして、普通に暮らしている人は、いくらでもいます。

たしかに、不登校のまま、大人になっても引きこもった方もいます。しかし、不登校でなくても、大人になってから、仕事ができなくなる方もいます。将来、道が開けるかどうかは、不登校であるかどうかとは、直接の関係はありません。

不登校の生徒さんやその保護者の方には、まじめな方が多いです。自分や家族の現状を許せなくて、「なんとかしなきゃ」と思っている方が多いです。しかし、たいていの場合、なんとかなります。不登校の生徒さんや保護者の方々には、もうちょっとだけ肩の力を抜いてほしいと思います。

私は何をやっても長続きしないタチで、さまざまな組織や団体に所属してはギブアップし、やめてしまいました。いま思い返しても、ほんとうに多くの団体に、迷惑をかけてしまいました。しかし、その経験を通して、気づいたことがあります。組織や団体に所属して長続きする人には、二種類いるということです。一つはもちろん、「情熱や能力や根性のある優れた人」です。そして、もう一つ、これこそが肝要なのですが、「それほどの情熱を持たずに無責任にダラダラとテキトーにやる人」です(笑)

一生懸命やる人の場合は、それに見合った能力や情熱がないと続かないです。一生懸命やると、普通は力尽きてしまいます。しかし、最初からテキトーな人の場合、そんなに根を詰めていないので、力尽きません(笑)

学校に通っている生徒さんでも、一生懸命やって学校生活を充実させる人もいます。しかし、なんでもテキトーに手を抜いて、そこそこで卒業する人もいます(笑)。でも、そんな人の方が、テキトーに生きている分、ストレスがなく、心の健康を保っていたりします。

不登校で悩んでいる生徒さんや保護者の方に、反感を買う覚悟であえて言います。もっとテキトーにダラダラやりませんか?

一生懸命やるのは大切であり、美しいことです。しかし、そのせいで悩み苦しんだら、本末転倒です。ぼくは、まじめな方々がまじめに悩みすぎて苦しんでいるのを、これ以上見たくないです。中学、高校時代にテキトーに生きたって、たいていの人はなんとかなっています。まじめで苦しんでいる方は、もっとテキトーに生きている人のまねをしてみましょうよ。

ぼくは現在、吹奏楽団や合唱団に所属していますが、なんとかやめずに続けています。それは、ダラダラとテキトーに(……まずい、このブログ、吹奏楽団や合唱団の仲間も見ている……)、いえ、情熱をもってやり続けています。(←ウソつけ!!)

#フリースクール
#仙台
#不登校
#学習塾
#小論文

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事