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最近、ある生徒さんに英語を指導していて、「不足しているのは音読だな」と感じました。音読、もっと言えば「暗唱」は、英語の勉強に欠かせません。

英語を勉強するうえで、文法などの理屈は大事です。しかし、英語は理屈ばかりで考えるものではありません。「習うより慣れろ」の部分は、絶対に必要です。

野球選手は素振りをします。素振りは速くできなくては、意味がありません。ゆっくりゆっくり完璧なフォームでバットを振れても、試合では使えません。完璧なスイングが一瞬でできるからこそ、ヒットが打てるわけです。そのために素振りがあります。

英語の勉強で素振りに該当するのが、音読です。英文を目にするたびに、ゆっくりゆっくり理屈ばかりで考えていたのでは、いつまでも英文をなめらかに理解することはできません。何より、疲れます。音読で英語に対する「基礎体力」をつけることは、大切なのです。

書店に行って英単語の参考書を見ると、単語を羅列しているものが多く見受けられます。しかし、単語を単独で覚えたところで、限界があります。単語は文章の中で覚えてこそ、理解が深まります。

単語集には短い英文がついているものもありますが、正直言って僕はあまり好きではありません。僕の場合、短い英文を一生懸命覚える気にならないのです。ある程度ストーリーのまとまった文章を読まないと、おもしろくないのです。その意味で、Z会の『速読英単語』や学研の『読解英単語』などが好きです。英語の長文を読み、必要に応じて日本語訳と照らし合わせながら、英単語を覚えていく。こういう勉強法が僕の好みです。野口悠紀雄氏の『「超」英語独学法』という本でも、英語の長文の丸暗記が勧められています。

英会話のことなどは僕にはさっぱりわかりませんが、中学校や高校での英語の勉強ということで言えば、長文の音読、ひいては「暗唱」は、ものすごい力を発揮します。「教科書の本文を何十回も音読する」。英語の苦手な人には、オススメですよ。

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