フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


勉強というのは、多くの場合、その気になれば、自分でできるものです。参考書も問題集も、世の中にはたくさんあります。数学だって、社会だって、理科だって、自分で結構勉強できます。


また、いまでは、ネットという大変便利なものがあります。何か知りたいことについて、ネットで検索すれば、すぐに知りたい情報が出てきます。中には、動画になっているものもあります。ほんとうに勉強しやすい世の中だといえます。


ただし、どうしても自分だけでは成果の出にくい勉強もあります。それが国語、特に現代文の読解力を身につけるような勉強です。


僕が子どものころからよく言われていたことは、「国語はどう勉強したらいいのかわからない」「国語は何をやっているのかがわからない」ということです。国語の試験というのはあるのに、そのためにどういう勉強をしたらいいのかがわからない、ということです。これは一理あります。なぜなら、読解ミスというものは、他の人から指摘されないとわかりにくいものだからです。


将棋を例にするとわかりやすいかもしれません。私のように将棋の下手な人は、自分の手がどうしてヘボなのかわかりません。しかし、将棋のプロから見れば、どのようにヘボなのか、一目瞭然です。「将棋を例にすると」と言ってしまいましたが、考えてみれば、どんなプロでもそうですよね。アマチュアではわからないことを、プロは瞬時に見抜きます。


文章の読解だって、実は同じことなのです。読めていない人は、どう読めていないのかがわからないのです。そこは、もっと読める人に指導されないとわからないのです。だから「どう勉強したらいいのかわからない」のは、当然なのです。


それなのに、数学や社会や理科などは、テスト勉強程度なら、ある程度自分でできるという面があります。ですから、国語だけは「どう勉強していいかわからない」と、敬遠されるのです。


世の中、ほんとうは国語のように「どう勉強していいかわからない」ものの方が、多いのです。いや、もう少し正確に言います。最初に書いたように、勉強する道具はたくさんあります。しかし、世の中の多くのものは「どうしたら正解と言えるのか」がわからないものが多いのです。学校で習う数学や社会や理科などのように、正解にたどりつきやすいものの方が、圧倒的に少ないのです。


しかし、国語を勉強して、読解力を身につければ、問題集や参考書やネットの情報などの勉強する道具を、より正確に使うことができます。つまり、生き抜く力をつちかってくれるのが、国語の読解力です。


だから、国語の勉強はした方がいいですよ。「どう勉強していいかわからない」と敬遠しないで、勉強した方がいいですよ。自分だけでやろうとしないで、他の人に指導してもらえばいいのです。学校の先生でもいいですし、塾で国語を習うのもいいです。もちろん、わが「フリースクール コルネット」でも、国語の指導をしております。遠方の方には、zoomなどを利用した「通信指導」も検討いたします。


「フリースクール コルネット」では、3月、「春の得UPキャンペーン」を実施しています。
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