フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


前回の続きです。地理が苦手な人が、地理の問題で8割以上得点できる勉強法の話です。


地理が苦手な人は、「日本の各都道府県がどこにあるのか」を最初に覚えると効率がいい、そして、そのためには「白地図」を使うといい、という話でした。そして、実際に白地図をどう活用して都道府県を覚えるのかについてまで、細かくお話ししておりました。


さて、日本の47都道府県の名前と場所を覚えたとします。次にやることは、何か。ここまで来ると、残りはちょっとしかありません。


「入試によく出る都道府県の特徴を、1対1対応で覚える」。これに尽きます。


たとえば、「青森=りんご」とか「山形=さくらんぼ」とか。最初は農作物がいいと思います。よく出題されますし、わかりやすいからです。


このとき、注意しなくてはいけないのは、「1対1対応」を忘れないことです。つまり、「一つの都道府県につき、一つの特徴だけ覚える」ことです。山形について「洋梨」まで覚えようとすると、さくらんぼも洋梨も忘れます(笑)。地理の苦手な人は、現実を無視し、山形の方から反感を買う覚悟で(笑)、「山形=さくらんぼ」と決めつけるのです。


以上が、私の「地理が苦手な人が、地理の問題で8割以上得点できる勉強法」です。整理すると、


①47都道府県の名前と場所を、白地図による特訓で覚える
②入試によく出る都道府県の特徴を、1対1対応で覚える


となります。地理の苦手な人は、ここまでを徹底してください。そうすると、「地理で得点するための勉強法」と「地理で学ばなくてはならないことを吸収できる下地」が身につきます。


実は、上記①②だけでは、入試の地理の問題で取れる点数は、平均で2割です(笑)。他にも勉強しなくてはならないことが、たくさんあります。日本で言えば、山脈、河川、気候、地図、工業地帯などなど。そして、「世界地理」も勉強しなくてはいけません。このままでは「8割以上得点できる勉強法」にはなりません。


しかし、上記①②を「徹底する」と、地理の知識が頭に入るとはどういうことなのかが、体でわかるようになるのです! ①②を「徹底する」と、頭の中に「地理脳」ができ、たとえば、山脈や河川、あるいは世界地理の勉強をしても、少しずつ頭に入るようになってくるのです。つまり、私の「8割以上得点できる勉強法」とは、厳密には、「8割以上得点できる頭を短期間でつくる勉強法」なのです。


本屋さんにいくと、いまではいい参考書や問題集がたくさん売っています。また、ネットでは無料の学習プリントが公表されています。地理に関しても、「昔より勉強しやすくなった」というのが、私の実感です。①②を徹底したら、そういったものを活用し、あとは入試の過去問を解いていけば、力がおのずとついてきます。


私のスクールでは、苦手な科目でも、生徒さんの様子を見ながら、無理のない範囲で、少しずつ、そして着実に力をつけるような個別指導をしています。もし、「苦手な科目を克服したい」という人がいらっしゃったら、ぜひ私のスクールの活用も視野に入れていただければと思います。


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