フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。

大学2年生から4年生まで、個人経営の小さな学習塾で、アルバイトをしていました。


アルバイトをしはじめて、最初に持たされた授業は、社会と理科でした。正直に言うと、どちらも苦手だったのですが、それしか空きがないと言われ、がんばりました(笑)。


中でも私は、地理がかなり苦手でした。とにかく、地名がこんがらがる。地図上のどこにあったのかが、わからなくなる。でも、給料を得るために、がんばって覚えました。


中学校の地理なので、高校ほど難しくはなかったと思うのですが、苦手なので細かい知識まではなかなか覚えられません。しかし、同じ塾でアルバイトをしていた同級生が、たいへん頭のいい人だったので、自分で調べてもわからないときは、全部教えてもらいました。その人に教えてもらうと、入試問題の解き方のコツまで教えてもらえるので、正直言って、自分の中学校のときの先生より、わかりやすかったです(笑)


苦手なのに、がんばって地理を勉強したおかげで、いいことがありました。地理が苦手な人が、地理の問題で8割以上得点できる勉強法を編み出したのです。これは、地理が得意な人には、なかなか編み出せません。この勉強法を編み出したおかげで、塾生の一人からは、「おかげで地理を克服でき、志望校に合格できました」と感謝されました。30年以上前の話なので、いまの高校入試では通用しない部分もありますが、勉強の基本としては同じなので、ここで少し紹介してみます。


当時の高校入試の地理では、世界の地理よりも日本の地理が多く出題されていました。ですから、日本地理から勉強するのが、最初の戦略です。ただ、日本地理と言っても何を覚えたらいいのか。都道府県なのか、有名な市町村なのか、山脈や川などの地形なのか、気候なのか……。当時の宮城県の公立高校の入試問題を分析して、これは「都道府県」単位で覚えるのが、圧倒的に効率がいいとわかりました。


そこで、第一段階としては、「日本の都道府県名を全部覚える」ということをやりました。とはいえ、ただ名前だけ覚えても意味はありません。場所がわからなくてはダメです。ですから、厳密には、「日本の各都道府県が、どこにあるのかを覚える」ということを、やったわけです。


このときに使用したのが、もちろん「白地図」です。得意な人なら、白地図などなくても覚えられるのでしょうが、苦手な人はそうはいきません。そして、白地図さえ使えば覚えられるのかといえば、やはり僕くらい地理が苦手な人だと、そう簡単に攻略はできません。


では、どのようにやればいいのか。


次回に続きます(笑)


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