フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。

私は故郷に帰省するとき、原則として、どんなに長くても1週間以内にすることにしています。なぜかというと、それ以上滞在すると、母に対してイライラしてくるからです(笑)


私と母は性格が似ています。だから、しばらく共にいると、俗に言う「近親憎悪」に近い状態が生じます。ちょっとしたことが、癇にさわってくるのです。50代と70代の親子で何やってんだか、という感じになります(笑)


以前も書きましたが、私は15歳以降、親とは暮らしていません。そんな「遠くの親戚」みたいな親子なのに、他人のようには距離を置けないのですね。どんな親子でもそうだとは言えませんが、私のように「他人」だったら許せても「親子」だから許せないという人は、結構いるのかなという気もします。でも、それは、切っても切れない「親子の絆」の裏返しなのかもしれません。だとしたら、幸せなことですね。


以前、「●●な子どもになって欲しいという、母の無言のプレッシャーに腹が立つ」という生徒さんの話を聞いたことがあります。いつもエラそうにお悩み相談を受けつけている私ですが、こんなささいな悩みが大変難しく感じられました。一応、教育者をやっている50代のおっさんなのに、自分自身がこういう件については、親の立場でも子どもの立場でも、解決できそうにない気がしました。いまでさえ、母に対するイライラを、距離を置くことでしか解決できない我が身ですから。


真正面から扱ってもどうにもならない悩みというものは、あるのかもしれません。


やはり、自分のできることなんて、ちっぽけだと思わされます。


でも、逆に言えば、「距離を置く」という解決法はあるわけです。


過度に心理面、思考面にばかり重きを置かずに、適宜、環境を利用するというのは、必要かなと思います。


心理、思考、行動、環境、いろいろな角度からバランス良く作戦を考えることが、大事なのでしょうね。


自分がロクにできていいないことを、また、エラそうに言ってしまいました(苦笑)


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