フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。
「高校生はなぜピアスをしてはいけないのですか」という疑問を、ネットで見ました。それに対してある方が、自分は親としてこう思うというようなことを書いていました。
「それが学校のルールだから。ピアスがだめということはないかもしれないが、校則は守るべき。そして、そのルールを守らせようとするのが、大人の責任。」
私はひじょうに納得しました。私自身、高校の規定には意味のないものもあって良くない、しかし、ルールを守ることは大切である、といままで主張している人間ですから。
しかし、この方の別の言葉を読んで、「あれっ」と思いました。この方は、「自分も高校生のころは、茶髪にしたりして、スカートを短くしたりして、ルールをやぶっていた」というようなことを言っているのです。
それなら、この方は、高校生の時も、親になってからも、自分にとって都合のいいことを言っているだけなのではないか?
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前回、自分は予習しなかったくせに「予習が大事だ」と主張する教員の話をしました。私は、この方の投稿を読んで、同じ匂いを嗅いだ気がしました。「自分がやりもしなかったことを、エラそうに主張するのか」と。
正直に言うと、僕はこういうタイプの人間が、あまり好きではありません。自分の言動に無責任だからです。
もし、この方が、高校生に「ルールを守るべきだ」と主張したいのであれば、自分の高校生のときの考えや態度を「心から反省」するべきです。しかし、残念ながら、私が読む限りでは、この方の投稿からは、自分の高校時代を反省している様子は、微塵もうかがえませんでした。むしろ、「そんな事はみんなしてました」と言い張っています(笑)
この方の投稿、一見、責任感のある大人の投稿に見えるのですが、結局、根本のところで、自分に都合良く書いているだけなんだなと、私は思いました。自己反省のない方の意見は、耳を貸すに足らず、です。
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