仙台でがんばる「フリースクール コルネット」です。

前回は、「うまくいかないのなら、違うことをせよ」という「解決志向アプローチ」の考え方を紹介しました。

では、うまくいっていたら、どうするのでしょうか?

正解は、

「うまくいっているなら、変えようとするな」
「うまくいっているなら、もっとそれをせよ」

です。

なあーんだ、と思うかもしれませんが、意外と大切なことのような気がします。

私は高校の教員だったとき、授業でじゃんけんを多用していました。

たとえば、じゃんけんで勝った人が、古典文法の暗唱をするとか(笑)

「じゃんけんなんか、いつか飽きるんじゃないか?」と思っていましたが、生徒さんはいつまでも楽しんで、じゃんけんをしながら勉強してくれました。

「うまくいっているなら、変えようとするな」
「うまくいっているなら、もっとそれをせよ」
です。

私などは、何かを解決しようとして、根本から直さなければならないと思って、うまくいっている部分まで改めようとすることがあるものですから、気をつけなくてはいけないと思います。

私が初めて「解決志向アプローチ」を知ったのは15年ほど前ですが、結構な衝撃でした。

それまでのカウンセリング理論で、「うまくいっているなら、変えようとするな」などという考えは、聞いたことがなかったものですから。

「うまくいっているなら、変えようとするな」
「うまくいっているなら、もっとそれをせよ」
「うまくいかないのなら、違うことをせよ」

これらを、「解決志向アプローチ」の三つのルールと言います。

この三つのルール、私の人生訓として、たいへん役に立っております。

皆さまにもオススメしておきます。

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