仙台でがんばる「フリースクール コルネット」です。

私は高校の教員だったとき、テストの採点がすごく苦手でした。集中力が持たないんです(笑)

若いころは、「一気にやるぞ。おー」などと意気込んで頑張ろうとしたのですが、結局集中力が持たないため、いつも締め切り間際になって大変な思いで乗り切っていました。

しかし、ある時考えました。「どうせ集中力がないのだから、集中力を期待するのはやめよう。10分採点したら10分休む。このペースでいこう」

このやり方を採用してから、採点が以前よりはかどるようになりました。

自分の集中力のなさにはあきれますが、解決法を見つけたのは我ながら立派です(笑)

私は趣味でトランペットを吹きます。しかし、練習嫌いです。集中力が持たないんです(笑)

中学生のころは、ひたすら根性で吹きまくっていました。しかし、今はそんな根性、かけらも残っていません。

また、無い知恵をしぼりました。いかに練習しないで、うまく吹けたように見せるか(笑)

出した結論は、「曲の中で一番難しい部分だけを徹底して練習する」

そうすれば、ほかの部分は簡単に見えるので、なんか吹けるような気がする(笑)。実際に吹けているのかどうかは怪しいですが、大人になってからはそうやって乗り切っています。

上記の例に共通しているのは、それまでやっていたうまくいかないやり方を捨てて、別の新しいやり方を試みるということです。

「うまくいかないのなら、違うことをせよ」

当たり前のようではあるのですが、私などついつい一つのやり方に固執してしまいます。
怒っても治らないのに、怒るとか(笑)

「うまくいかないのなら、違うことをせよ」をもっと肝に銘じていいきたいです。

ところで、この考え、私のオリジナルではありません。

カウンセリング理論の一つである「解決志向アプローチ」の考え方です。

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