仙台でがんばる「フリースクール コルネット」代表の新川です。

去る令和元年6月17日金曜日、山形学院高等学校の生徒さん28名を対象に、小論文講座を実施しました。私のコンサルタントが携わった「山形学院高等学校 第3学年 進路学習会」の一環として実施されたものです。当初、2時間の予定だったのですが、先生方のご厚意で、3時間も行わせていただきました。

 私の小論文講座の特徴は、「書かせる」ことです。はっきり言って、小論文は実技です。「小論文を書くコツ」のようなものを講義するだけでは、書けるようになりません。泳げるようになりたい人は、とにかく水に入らなくてはならないでしょう。水泳の本を100冊読んでも、水に入らなければ泳げるようにはなりません。まさに、「畳の上の水練」です。小論文も実はそういう科目なのです。

 1時間目、さっそく簡単なガイダンスの後に、400字の小論文を書いていただきました。題は企業秘密です(笑)。その後、印刷してもいいという許可をくださった生徒さんの小論文17枚を印刷して、2時間目と3時間目にそれを添削する形で講義しました。

 内容は難しい部分も多くあったかと思います。特に3時間目は時間との戦いで、スピードを上げて講義してしまいました。受講した生徒さんたちは大変だったものと思います。しかし、真剣なまなざしで話を聞いてくれる人や、こちらが投げかけた問いに自主的に答えてくれる人がおり、充実した気持ちで3時間の講座を進めることができました。正直言いまして、小論文の講座を実施するのは久しぶりだったのですが、一生懸命な生徒さんたちに助けられて、なんとか任務を全ういたしました。

 小論文という科目は、極めて難しい科目です。日々の継続的な努力を必要とする科目です。1日や2日で力のつく科目ではありません。私の講座がどの程度山形学院高校の生徒さんのためになったか自信はありませんが、自分を向上させようとがんばった生徒さんたちの未来に幸あらんことを願うばかりです。

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