フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


今木智隆という方の『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』(文響社)という本を読みました。ものすごくいい勉強になりました。とても感動したので、何回か取り上げようと思います。


さっそく、引用です。長いですが、大事だと思うので、全部引用します。


(以下、引用)
 AI(人工知能)などの技術の発展により、単純作業や肉体労働に限らず、多くの仕事が今後、機械に取って代わられる、という話を聞いたことのある方は多いでしょう。極端にいえば、人間に残されるのは、「(人間ならではの)クリエイティブさを必要とする仕事」「人と接する仕事」が主になると考えられています。
 こういった仕事の能力は、容易に身につくものではありません。
 しかし、算数を勉強していくことによって、子どもは自然に、「考える力」――論理的に考える能力、問題点を見つけ解決する能力、散らかった情報を整理して考える能力、相手の質問を的確に捉える能力など――を身につけることができます。
(引用終わり)


これ、僕が普段「国語」や「読解力」について述べている内容と、ほぼ同じですね。「国語」と「算数」、一見すると相反するものですが、僕に言わせれば、意外と共通点があるのです。黒川伊保子氏によれば、「国語」の脳と「算数」の脳は部位が異なるらしいので、「国語」と「算数」で共通点があるというのも、おかしい気がするかもしれません。しかし、もともと算数が得意で、苦手な国語を努力で克服した私は、やはり共通点に目がいきます。国語も算数も同じく「論理」だという気持ちが、拭えないのです。私にとっては、上記の引用の「算数」を「国語」に代えても、同じことなのです。もちろん、国語の場合は、韻文など、感性に訴えるものも多いという面は、否定できません。しかし、国語の基本は、説明的文章の読解ですから、やはり「論理」なのです。


以前ののブログで、人として勉強するべきものは、国語と算数・数学だと書きました。結局、「論理」を学ぶということなのです。


もう、これ以上、言葉を費やしても、しょうがないですよね。


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