フリースクール コルネット、仙台でがんばっております。

先日、「日本式かっさ」というものを体験してきました。これは一言でいうと、筋肉のコリをほぐしたり、血流をよくしたりする道具で、ルーツは東洋医術にあるそうです。私はこの「かっさ」で首や肩、顔のあたりの血流をよくする体験をしてきました。おかげさまで、首や肩がラクになりました。


なぜ、そのような体験をしてきたかという話は、複雑なのでスルーします(笑)。また、「かっさ」も初めて体験したものであり、体をほぐすような施術にもまったく明るくないので、そのあたりの話もスルーします(笑)


体験会が終わった後に、講師の方たちと少し雑談したのですが、こんな話があったのです。


●反抗期の男の子。男の子がサッカーをやって帰ってきた後に、お母さんが「かっさ」で足をほぐしてやったら、「かっさ」をせがむようになり、ちゃんと会話が成立するようになった。


●受験生のお子さんの目のあたりを、お母さんが「かっさ」でほぐしてやると、目の疲れがとれてぱっちりし、勉強もはかどった。それで、お母さんは毎日「かっさ」をやってやり、スキンシップにもなっている。


●70代、80代の年配の方々は、人とのふれあいやスキンシップがないことを寂しがる傾向があるので、「かっさ」をやってやると非常に喜ぶ。


つまり、「かっさ」という体をほぐす道具が、人間関係をよくすることに役立つということなのです。


私はまさに、虚を突かれたような気がしました。正直言って盲点でした。


私は、不登校の相談を受けると、つい心理的アプローチばかりにかたよってしまいますが、ちょっとした道具が人間関係をよくすること、確かにあるんですよね。


教員時代には、有名な「五色百人一首」を使用していました。これは、国語の教材でありますが、みなでワイワイ百人一首に取り組んでいるうちに、人間関係がよくなってくるという、ありがたい副作用があるのです。私は高校で使用しましたが、小学校では高校以上に効果てきめんだと聞いています。


また、私自身は取り組んだことがありませんが、「ふれあい囲碁」というのもあるそうです。囲碁を簡略化し、石取ゲームの要素を強くしたものですが、これを上手に小学校などで導入して、やはり楽しく取り組んでいるうちに人間関係がよくなってくるという実践があるそうです。


心理的アプローチばかりが有効なのではない。道具が有効なこともある。


このことを、しばらく忘れていた気がします。


私のスクールでもいつか、いい道具を活用できればと思います。


「日本式かっさ」については、こちらをご覧ください。
かっさセラピー協会 Cassaju
https://cassaju.jp/


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