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8月22日放送の「題名のない音楽会」を、興味津々で見ました。日本のプロの合唱団である東京混声合唱団(通称、東混)が、ずっとハミングで歌っていました。これは東混の音楽監督である山田和樹先生が、「コロナ禍でも歌える曲を」ということで、作曲家に依頼したものだそうです。
ご存じかもしれませんが、ハミングとは口を閉じて歌う歌い方で、言うなれば「鼻歌」です。これですと、基本的には飛沫が出ないわけですね。合唱の楽譜にはときおりハミングが出てきますが、最初から最後までハミングで歌う曲というのは、私は寡聞にして知りません。山田先生による、コロナへの対抗措置と言っていいでしょう。
作曲を依頼されたのはお三方、合唱界でいまをときめく上田真樹先生、信長貴富先生、そして音楽界の重鎮である池辺晋一郎先生です。お三方の合唱曲を幸いにも私は歌ったことがありましたので、興味深く聞きました。
私の場合、合唱についても吹奏楽と同じ「下手の横好き」なので、論評みたいなのは差し控えますが、ある先生の曲が明るく素直で、私には好ましく思われました。
「コロナのせいで合唱がまともにできないのであれば、コロナ禍でも歌えるハミングの歌を」という山田先生の発想、まさに目からウロコです。「そんな手があったのか」という感じですね。
これを機に、ハミングだけの合唱曲がたくさんできるといいですね。男声合唱でも出てこないかな?
でも、ハミングだけの曲なら、やっぱり女声が入った方が、きれいでいいかな(笑)
今日は、また私の趣味の話で、ごめんなさい。趣味の話というと、吹奏楽や特撮の話ばかり書いていますが、私、一応、合唱もやっているんですよ(笑)
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