フリースクール コルネット、子育て支援も考えています。


知人を通して、こんな話が私の耳に届きました。「19歳の息子が将来YouTuberになりたいと言っています。親としては心配なのですが、どう思いますか?」


もちろん、本人の性格にもよるし、、どのくらい本気なのかにもよりますから、ケースバイケースではあります。けれど、息子さんも本気で、親の心配も結構なものという想定で、だいたい、次のような返事をしました。


「本人のやりたいようにするのがいいと思いますよ」。


身も蓋もない返事です(笑)


自分の子どもに「将来は安定した仕事についてほしい」と思うような方、いまでも結構いらっしゃるようですね。ご自身が金銭面で苦労された方だと、なおさらそう思うかもしれません。


お金は大事です。しかし、お金が幸せを決めるわけではありません。お金がないとつらいです。しかし、お金があっても、幸せとは限りません。


人間はやりたいことをやって生きられるのが、一番幸せではないかと思います。YouTuberになりたいのなら、YouTuberを目指して活動すればいいと思います。その間、ある程度の幸せは得られるでしょう。


YouTuberとして成功するのは一握りである、とおっしゃるかもしれません。しかし、そういうことを言い出したら、プロ野球の選手だって、アイドル歌手だって、同じです。日本中の親が、「成功するのは一握りである」と言って、子どもの夢をうばったら、日本からプロ野球選手もアイドル歌手もいなくなります(笑)


統計で言えば、確かに成功する人は一握りかもしれません。しかし、それは親が決めることではありません。本人が夢に向かって進んでいき、自分で「やはりダメだったか」と思えば、そのときに方向転換をすればいいのです。親が夢を断念させる必要はありません。本人が断念したければ、断念すればいいだけです。


自分の意志で決めて進めば、経験したことから学べます。しかし、他人の意志で決められたら、残るのは恨みと後悔です。


明るく応援してやればいいと思います。どこまでも続けるのか、どこかで断念するのかは、本人が考えるべきことです。


無責任なことを言っていると、思うかもしれません。そう言われると、私も正直、ちょっと後ろめたい気持ちに襲われます。しかし、あなたも私も、「神」ではありません。未来のことはわかりませんよ。


未来のことはわからないから、プロ野球選手もアイドル歌手も、存在してくれるのです。そして、私たちを楽しませてくれるのです。


#フリースクール #不登校 #引きこもり #支援 #学習塾 #受験 #個別指導 #小論文 #子育て #現代文 #国語 #仙台 #宮城

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事