フリースクール コルネット、仙台でがんばっております。


起業してから、あれも学ばなければならない、これも学ばなければと思い、あせりばかりがつのっています。


その結果、いくつものセミナーに出たり、たくさんの教材を買ったりしているのですが、すべて中途半端になっております。


大量に情報を浴びることはもちろん大切です。それによっていろいろな情報に共通する「キモ」がわかるということもあります。しかし、いまの僕に必要なことは、数多くの情報を得ることよりも、得た情報をきちんと自分の実践に生かすことのような気がします。


『論語』に次のような話があります。


子路は、教えてもらったことがあってもそれを実行できないでいるうちは、新しい教えを受けるのを恐れた。
(論語・公冶長第五)


子路は孔子の高弟の一人です。その子路が、新しい教え(おそらく孔子に教えてもらったことでしょう)を習得できないうちは、次の教えを受けることを恐れたと言っています。まさに、いまの私が陥っているようなあれもこれもに手を出して、あれもこれも中途半端という状態を恐れたのだと思います。


二千年も前に子路が覚っていたことが、私にはわかっていませんでした。


私は物覚えの悪い人間なので(笑)、当面は、いろいろな方々に教えていただいたことを、一つずつゆっくりと自分のモノにしていこうとう思います。

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