フリースクールコルネット、仙台で細々と個別指導をしています。オンライン授業もやっています。

おかげさまで、昨年10月から今年1月までは、忙しくしていました。2月に入って、ようやくヒマな時間ができ、ほっとしています。もっとも、ヒマだということは収入が少なくなるということなので、それはそれで困るのですが(笑)

そういうわけで、最近はノンビリ本を読む時間がとれます。うれしいです。令和6年度は仕事の関係で難しい古文をいっぱい読まされたので(笑)、このごろは古文が読みたくなります。とりあえず、我々国語の教員にはそれほど難しくない『住吉物語』を読みました。十年以上前に一度読んだので、今回は2回目です。『落窪物語』と同様に「日本版シンデレラ」などと言われますが、『住吉』は『落窪』ほど難しくないので、わりとスラスラ楽しみました。いまは『平中物語』や『沙石集』にチャレンジしています。

現代文では、心理療法家の増井武士先生の本を読んでいます。この方については、カリスマ精神科医の神田橋條治先生の対談本で知りました。増井先生も相当なカリスマのようで、たくさんのクライエントさんの精神衛生の向上に貢献なさっているようです。増井先生の本にはうならされる言葉が多く、線を引いてばかりいます。

変わったところでは、俳優である杉良太郎さんの『媚びない力』というのを読んでいます。この本ではじめて、私は杉良太郎さんがものすごい根性の持ち主であることを知りました。世の中のすごい人をまた一人知った思いです。

あと、むかし2回くらい読んだ、白川静先生と渡部昇一先生の対談本『知の愉しみ 知の力』も読み返し始めました。知の巨匠であるお二人の対話は知的な香りに富んでいて、私のような不勉強で知力のない人間はついつい憧れます。まあ憧れても、私には無理です(笑)

ここまで読むとお気づきだと思いますが、私の読書は「同時並行」です。何冊も並行して読むのです。ひどい飽き性であるため、1冊の本をずっと読めないのです。こんな読書のしかたですから、読み切らないで途中で投げ出す本も多いです。「読書家」などというシャレた人種には、とてもなれそうにありません。ですが、こんな私でも読書のおかげで、少しは楽しい時間を過ごすことができ、少しはかしこくもなれます(たぶん)。久しぶりにのんきな日常が送れてうれしいので、つい駄文を書いてしまいました。

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