フリースクール コルネット、仙台で教育に燃えています。


久しぶりに「秘密のケンミンショー」というテレビ番組を見ました。司会が爆笑問題の田中さんに変わったというので、見てみる気になったのです。実は私、爆笑問題のファンです(笑)


このとき、ちょっとした発見がありました。「●●県民は……」と例のごとくナレーションが入りますが、最近、地理の勉強をしているおかげで、「●●県民」という声を聞き、テレビに略地図が出ると、「ああ、あの辺にあって、■■で有名なあの県か」みたいな感想が、心の中にわいてきます(笑)。勉強する以前の地理の知識が、あまりにも悲惨だっただけに、なかなか感動的です(笑)


知識があると楽しくなるものって、ありますよね。


そもそも、能や狂言、歌舞伎、オペラなどは、予備知識がないと、なかなか楽しめないといいます。これらは、ある程度勉強しながら、見ていくものらしいです。普通に考えれば、勉強している間は、それほどおもしろくないと思います。実際、私の場合、もともとの知的レベルが低いせいか、これらを見てもそんなに楽しくありません。



好きなもの、楽しいものには、二通りあるような気がします。


①運良く、最初から好き、楽しいと思えるもの


②やっているうちに、あるいは、学んでいくうちに、好き、楽しいと思えるようになるもの


私のとって、①の代表は、小学3年生のときの音楽の授業で聞いた、「メヌエット」という曲です。フルートの美しい調べに心を奪われ、「いつかフルートを吹くんだ!」という思いに駆られました。その後、私はトランペット吹きになりました(なんじゃそりゃ笑)。ちなみに、この「メヌエット」は、ビゼーという人が作曲した「アルルの女」の中のメヌエットだということを、後に知りました。


②の代表は、何度も言って恐縮ですが、国語です。劣等感から国語の克服をしようと添削指導を受けているうちに、心惹かれていったのです。


①があるというのは幸せなことですが、多くの場合は②ではないでしょうか。少なくとも、私は②が多いです。最初からは、「好き」「楽しい」と思えない場合の方が多いですね。だから、趣味もほとんどありません。でも、そんな自分だから、まずは目の前のことをやってみるのが、大事なのかなと思います。やっているうちに、「少しは楽しいところもあるかなあ」くらいに思えたら、それでいいかと思っています。


「ブログをなるべく毎日書く」という自己満足の誓いも、アイディアがないときは苦しいですが(笑)、少しくらいは楽しい面も出てきました。おつきあいくださり、ありがとうございます。


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