フリースクール コルネット、仙台でがんばっております。
私は仙台吹奏楽団というところに所属して、トランペットを吹いています。あまりうまく吹けないので仲間に迷惑をかけていますが、寛大な仲間たちは私をポイ捨てしません(笑)
仙台吹奏楽団に入ってから、がむしゃらに努力したということは、おそらくただの一度もありません。たぶん、私の自主練習の量は、仙台吹奏楽団のメンバーの中でも「ワースト」の方に入ると思います。(こんなことカミングアウトして大丈夫かな。役員の方々、除名しないでください。)
でも、入団してから、少しだけうまくなった気がします。(思い込みだと言われれば、返す言葉はありません笑。)
自主練習はさっぱりしないのですが、仙台吹奏楽団の練習に参加している間は、結構必至にやっています。まあ、能力がないから必至になるしかないのですが、参加している間は一生懸命です。そのせいか、少しだけうまくなったようなのです。
つまり、私自身は努力していないのですが、仙台吹奏楽団という環境が私の能力を引き上げてくれたのです。
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人間にとって、「自分の力でなんとかするんだ」という気概は、大切です。しかし、上手に「環境」の力を借りるということも、大切なのではないでしょうか。勉強しようと思うのなら、塾に行ってみる。自宅ではダラダラするから、図書館に行って勉強する。これらは環境の力を活用しています。あるいは、自堕落な友だちとばかり付き合わないで、まじめな友だちと付き合ってみる。これも、広い意味で環境の力を借りています。「自分の力でなんとかするんだ」という気概を持った人が、環境の力も借りたら、無敵でしょう。
私自身、いままで、環境の力に助けられてきました。高校時代、進学校で寮生活を送って鍛えられた。大学で仙台に来て、都会でどうやって生きていくのかを知った。高校の教員になって、さまざま生徒さんの人生から学びを得た。そして、吹奏楽団や合唱団との出会い。教員の勉強会やビジネスの研究会での出会い。ちっぽけな自分がさまざまな環境のおかげで、どうにか生き抜いていけるように、導いていただいています。
私も及ばずながら、不登校の人たちや勉強しようとする人たちの役に立つ環境を作れればと思っています。
※1/25(土)に不登校に関する無料相談会を実施します。
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